2024.07.14

7月13日(土)〜14日(日)、徳島市あわぎんホールで開催された第37回日本顎関節学会学術大会に参加してきました。大会のメインテーマは「繋ぐ〜世代・専門分野を越えて」。1980年の第1回大会から37回目の学術大会となります。私自身は1992年の第13回山梨大会の初参加以来、毎年参加しております。
1990年代は本学会が最も熱く盛り上がりをみせていた時代でした。顎関節のCT二重造影ならびにMRIによる関節円板転位の診断精度の向上、それに伴う「見えない」顎関節内障への興味と関心、さらに人気歌手の森高千里のコンサートが急遽中止となった理由が本人の顎関節症であったことから、顎関節症が様々なメディアで取り上げられて一般の方の認識が一気に広がったこと等、様々な要因が重なってのことでした。ここ最近は顎関節症に関するトピックスにやや欠ける感が否めず、会員数をみても最盛期の3分の2程度にまで減少し、今後の学会運営において難しい局面を迎えつつあるようです。
その一方で、ひやま歯科クリニックに来院される患者さんのなかで、顎関節の痛み、咀嚼筋の筋痛に起因した口の開きにくさ、かみ合わせの違和感、関連する歯の痛みを訴える方は少なからずおられます。顎関節学会とともに歩んできた身としては、本学会が医療関係者および一般の方に顎関節関連疾患についての正しい情報を発信し続け、学術団体としての役割をしっかり果たしてくれることを願っております。
7月13日(土)から3連休となりましたが、7月16日(火)からは通常診療となります。よろしくお願い致します。

院長 檜山成寿

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