7月29日(土)、30日(日)の2日間、横浜の山下公園近くにあるワークスピア横浜で開催された「第30回日本顎関節学会学術大会」に参加してきました。
今回は、30回の節目となる記念大会です。私は、平成4年の第5回大会から毎年欠かさず参加して25年が経ちます。振り返れば、顎関節症の診断、分類および治療法の変遷、顎関節症の原因としての咬合に対する考えの変遷、顎関節症の心身医学的側面、今回のシンポジウムのテーマでもあった神経障害性疼痛などの口腔顔面痛に対する理解などなど、我が国の顎関節症を取り巻く環境の変化の歴史を肌で感じながら歩んできたことを、感慨深く振り返る機会となりました。
来年の北九州での第31回学術大会から将来に向かって、引き続きこの歴史を刻んで行きたいと思います。
檜山成寿