2017年1月11日。
ひやま歯科の2階窓から見渡せるほど近くにある上河原通りにて、新春恒例の初市が開催されました。
今回は都合の合ったスタッフ数名で行ってみることにしました。
診療終了後の午後7時30分頃初市会場に向かうとたくさんの人出で活気があり、熱気で冬空の下とは思えないくらい体が温まっているのを感じました。
上河原通りにズラリと立ち並んだ露店は定番の「焼きそば」「たこ焼き」「大判焼き」「いか焼き」「じゃがバター」や「チョコバナナ」などの他に
、「ドネルケバブ」や「タイラーメン」という多国籍物もあり本当に種類が豊富。
ひやま歯科スタッフはそれぞれ思い思いに露店での買い物や露天商の人たちとの粋な会話を楽しんだりと、思い切り初市を満喫してきました。
初市ではダルマや熊手などの縁起物と一緒に宇都宮の意郷土玩具である「きぶな」が売られていました。
この「きぶな」はよく宇都宮の市内循環バスのネーミングで使用されていたりと「宇都宮のもの」としてお馴染みですが、皆さんどんな意味があるか
知っていましたか?
私は知りませんでした。
ですので、この機会に調べてみました。
黄ぶなの伝説
昔、宇都宮のある村に天然痘が大流行しました。
村人は神様に「病気(天然痘)が治りますように」と一生懸命にお祈りをしたところ、ある日、村人の一人が田川で鯉のように大きい
黄色い色をした不思議な鮒(ふな)を釣り上げたそうです。
病人にその鮒(ふな)を食べさせたところ、病気はあとかたもなく治り、再び病気にかかることもありませんでした。
後に村人たちは神様のおかげと感謝し、病気除けとして黄ぶなの形をした物を毎年新年に神に供えるようになりました。
初市のおかげで勉強になりました。
宇梶